2012年2月29日水曜日

HDDの健康診断

石橋を叩くような話ですが、いくらRAIDでバックアップを取っていても、HDDがクラッシュすると困ります。(特にまさかの2台以上の同時故障)

2012年2月28日火曜日

バックアップ対策 コレガ CG-HDC4EU3500

 エブリオで撮影した約900GBのデータが一瞬の誤操作で見えなくなってしまい途方に暮れましたが、何であれ復元しなければ先に進みません。
とり急ぎデータの復元が可能なのかビクターに問い合わせましたが、「ビクターには復元を出来る技術はありません」とのこと。
ユーザーが困っても改善する気もない企業に何を言っても駄目なので、データのサルベージ出来る所を調べましたが、復元に成功した実績のあるところと、個々に状況が違うので見てみないと判らないと慎重なところと、返答は、それぞれに違いました。
また最悪の状況が重なると復元できるデータも、二度と戻らなくなってしまうので、素人でも復元ソフトで復元できるものは、自分でやるだけの事はやってみようと思いました。
そして重要になるのは、データのバックアップです。
この当時、どこまでデータが復元できるか判りませんでしたが、もう一度データが消えようものなら、もう心が折れてやる気なんて起こらなくなります。
なので少しでも復元できたなら、少しは安心のバックアップを取るためと、動画データが大きいので、コレガのハードディスクケース CG-HDC4EU3500を購入しました。(約1万円)


SATAのHDDが4台格納できるもので、動画倉庫として利用している人も多く、万一、HDDが1台壊れても復元できるRAID機能の付いている物です。(2台以上同時に壊れた時はRAIDはデータを分散記録しているので復元が難しくなるそうですが・・・)


RAIDについてwikipedia 
購入した機種はRAID3とRAID5も出来るのですが、はじめて取説を読んだ時に違いがわからず、RAID3にしてしまいましたが、RAID5が、もはや主流なんですね。
備忘録を書いていて気がつきました。

2012年2月27日月曜日

ビクターエブリオの落とし穴(大切なデータがフォーマット)

パソコンの修理の話を先行させてきましたが、パソコンの起動がおかしくなった頃、それとは別に、西国三十三、近江西国観音霊場、びわ湖百八霊場の、これまで記録していた動画、静止画の大半を誤ってフォーマットしてしまいました。


撮影に使用している日本ビクターのエブリオは特定の外付けハードディスクにPCを使わずに専用のUSBケーブルだけでデータをバックアップ出来る機能があり、SDカードを使いまわすためのフォーマットと、バックアップを取るためのハードディスクのフォーマットが、ほぼ同じ操作でもあり、(専用ケーブルが接続されているか、いないかだけの違い)絶対に間違ってはいけないハードディスクのフォーマットをする時は何をフォーマットするのか重要な主語が無く誤操作しやすい表示になっています。



そのためにSDカードをフォーマットするつもりが、まさかのバックアップ側のHDDをフォーマットをしてしまうことになり、大変なショックを受けることとなりました。

ちなみに本件についてビクター側に改善するように言いましたが、改善する気はないとの返答でした。

ケーブルが繋がってるか繋がっていないか間違わないというのがビクター側の主張で、バックアップする時はケーブルを接続しないと出来ないじゃないかと言うとだんまりでした。

私以外にもエブリオの間違ったフォーマットのために、データ復元屋さんのホームページには似たような相談が寄せられており、同じ落とし穴に困ってるユーザーが多いです。


エブリオ 復元」と検索するだけでも、多くの人が同じショックを受けています。


ニッパーくんの耳は聞こえなくなったのだろうか・・・。

熱対策にVGAクーラー Ainex RSF-03を増設

さてグラフィック処理能力が少し向上したM5621ですが、スロットを約1.5本分も占有しただけでなく、室温10℃の部屋で(←おいおい)、50℃前後の温度を発することがわかりました。
HWMonitorというフリーソフトを使用)
真冬なので50℃ぐらいでは問題はないと思いますが、今後、夏になると70℃を越えることもあるので、早速Ainex RSF-03というVGAクーラーをパソコン工房で(約2000円程度)購入してきました。


仮面ライダーV3の変身ベルトを思わせる何とも言えないデザインですが、


他のVGAクーラーもネットで調べると、送料にお金が掛かってしまうので手短に済ませました。



そしてUSBの内部ソケットを1つ増やしてくれていた「CIF-U2P4」も、わずか半日も経たない間で場所がないための引退となりました・・・。
そもそもグラフィックボードのとなりの場所に何らかの部品をつける人もいないと思いますが、玄人志向 RH6450-LE1GH/HSのグラボのおかげで熱対策もすると3スロット占有の結果となりました・・・。(ファンつきのグラボを買っても隙間を空けると同じかな?)

そして、そのスペースの無駄遣いがあってなのか、V3ベルトの効果があってなのか、グラボの温度は約50℃から約25℃近くのマイナス25℃の冷却が出来ました。(但し室温10℃・・・笑)



補足
Aser ASPIRE M5621には元々、熱対策には電源ボックスのファンとCPUクーラーのファンしかついておらず、ケース後部にユーザー独自の判断でケースファンを取り付けられるようになっています。



ネジ穴同士の幅が測りにくいのですが、内側同士のネジ穴で8cmのケースファンが取り付けられました。


ENERMAX PCケースファン TBサイレンス 8cm UCTB8というもので約600円で購入しました。
これで、側面から吸気、底部から冷却、後部から排気の空気の流れになったと思われます。
(CPUクーラーの上にくっついていた筒状のカバーは、あまり役に立っておらず、外しても温度の変化も見られなかったので取り外しました)

2012年2月26日日曜日

玄人志向 RH6450-LE1GH/HS の性能評価

動画編集のために、とりあえず付けたグラフィックボード「玄人志向 RH6450-LE1GH/HS」は約3500円という値段のわりに、Windowsエクスペリエンスの評価を「3.5」から「4.7」に引き上げてくれました。(約1.5スロット分の占有は邪魔者ですが・・・)


グラフィック処理の評価は6.0以上がないと、ハイスペックPCを御使用の方から見れば笑い話ですが、ゲームをすることのない自分にとっては、3500円程度の事で、ここまで向上したことについては驚きでした。
そしてどの程度の向上なのか、以前、ものは試しでファイナルファンタジーXIの無料ベンチモード
をダウンロードしてみたものの動くことさえしなかったのが、今回のグラボ増設で、いきなり9000を越えるスコアになりました。



また写真では手前のキャラクターがブレて見えてますが(テレビ画面を直接撮影するため、シャッター速度を6分の1秒に落としているための残像)、実際は肉眼で見るとブレは感じない滑らかな動きになりました。

TVチューナーとグラフィックボードの増設

とりあえずはWindows7(64bit)のOS(DSP版)を購入し(約1万円)、問題なく64bitパソコンとして生き返ってくれた。
元々のVista(32bit)でも、あまり不満が無かったが、さすがにAcer用にリカバリーしたディスクでは起動してくれない。(後日に再挑戦するが・・・)
マイクロソフトは1台につき、1つのOSを売るのが商売であり、ライセンスにおいてもパソコンメーカーの組み立てられたパソコンが壊れると、その時点で添付されたOSのライセンスも消失するようになっている。
同じ機種をマザーボードも変えず修理するなら、なんとかなるみたいだが、今回のようにマザーボードを換装してしまうと、もはやAcer ASPIRE M5621はAcer製ではなく、ほぼAsus製に生まれ変わってしまった。
そして生まれ変わったついでにというか、まずTVチューナーを増設した。


増設したのは、KEIAN KTV-FSPCIEという地デジのみが受信出来るもので、一部マニアの間では格安でチューナーが改造出来るらしい。(価格は約4000円)
パソコンを触っている時間が多いためと、面白い番組が少ないためTVを見ることが少ないので、この程度で十分なのだが、先々、車載動画をも編集するというPCを酷使する状態では邪魔になるかもしれないので、おまけ程度にテレビが見れる形にした。(外付けタイプの方が良かったかな・・・)

そして動画もサクサク見るようにするならと、低スペックのグラフィックボードを増設(約3500円)。


RH6450-LE1GH/HS(Radeon HD6450 1GB)が、玄人志向のサイトではスリムに見えるのですが、実際に装着すると約1.5のスロットの場所を占有するクセモノでした。(下の写真の通り)
*ファンレスのための金属部分「ヒートシンク」が下向きになりますが、となりのスロットのソケット部分に被っているに等しい状態。(玄人志向の表記に誤りがあります!!)


本来、このスロットにはUSBの内部ソケットを増やすための「CIF-U2P4」 を付ける予定でしたが、写真のように一段ずらす事に・・・。
また冬場は心配いらないのですが熱問題でファンを付けることになると、この場所も残念ながら付けられなくなりました・・・。

Acer ASPIRE M5621 M/Bの換装成功

結果を先に書くと「ASUSのP5G41T-M LXのマザーボードに換装成功」しました。
配線は、ASUSのマザーボードの説明冊子に図入りで、これは何のプラグなのか説明してあり、また間違ったプラグ同士が挿さらない様にも出来ているので、はじめての組み立てでしたが、配線の接続も問題なく出来ました。



但し、P5G41T-M LXのマザーボードは必要最低の構成のため、元のマザーボードよりもUSBの内部プラグが3つ少なく、そのためミドルタワーケースのASPIRE天井部のUSBは使えなくなり、メモリースロットも4つから2つになるため、OSは64ビットにすることでスロット不足の問題を回避することになりました。(しかしこの64ビットが、「速くなるから良いや」と短絡的に考えていたために、旧来の32ビットアプリが動かない問題に、その後に直面し悩むことになります。)


とりあえずは無事にパソコンが修理出来たので、 TVチューナーとビデオカードを増設することにしました。(続)

Acer ASPIRE M5621 分解 換装

さていよいよPCを分解してマザーボードの交換です。
わざわざ分解を説明するほど難しい点はなかったのですが、備忘録として・・・
1.配線のつながりを付箋などで記しをつけておく。
2.配線の向きを撮影しておく。(ほとんどの部品は極が合うように独特の形状が多いですが、
稀に、外してから向きがわからなくなる部品もあります。今回は問題なしですが)
3.ネジを無くさないようにする。
4.冬のこの時期は特に静電気に気をつける。


*上の写真はCPUクーラーの電源部を外したところです。
独特の形状をしているため間違って挿すこともないですが、ファンが回らないとCPUが熱で潰れます。

特に分解で難しいところはなかったのですが、このM5621は側面から吸気してCPUを冷やす仕組みになっているため、CPUファンに空気を送る筒状のカバーがついていますが、上からプラスチックのツメがかかる構造のため、下のアルミ金属ごと、CPUクーラーのネジ4本はずしてからでないと分解しにくい構造になっています。(早い話がCPUクーラーをマザーボードから分離しないと筒状のカバーは外しにくい)


またCPUクーラーとマザーボードを取り付けるX字型の金具が、小さなC←の形をしたプラスチック片で取り付けてあるので、これを壊さないように取り外すのだけが大変でした。(しかし4つのうち、1つ破損してしまいました。代替品は金具ごと売ってはいますが・・・)

CPUグリスはパソコン工房に何種類も売っていますが、初心者には塗りやすい硬さのもが良いらしくCoolJag製のJAP012Jを薦められたので購入。
グリス塗りはCPUからの、はみ出しが一番良くないということで、接地するアルミ金属側にグリスを薄く塗布しました。


はじめてのグリス塗りでしたが 012Jというグリスは、滑らかタイプのものだったので、「やや付けすぎかな?」と思っても、付属のヘラで少しずつ移し採っていけばグリスの量をコントロール出来たので問題なくCPUに張り付いてくれました。


Acer ASPIRE M5621 コンデンサの交換か マザーボードの交換か

コンデンサだけが故障の原因なのか、実際直して見ないとわかりませんが、「M5621 コンデンサ」で検索すると、大変多くの人が修理屋さんに持ち込まれていることがわかります。
日本の大手のメーカーなら、これだけ製品不良が起きているなら、リコールされて当然だと思うのですが、さすが評判の良くないAcer。先日のサポートでも「マザーボードの接触不良が原因かも」と言われたように、M5621と聞いてコンデンサ不良を知っていたのだなと思ってしまうほど、同じ原因で起動不良になりました。
そして同じ事例が多いので、いくつかの修理屋さんに「同じ症状なのですが、コンデンサの交換で幾らですか?」と問い合わせると、「3万~4万円ぐらいかかる」との返答でした。
(元のj購入金額が4万円ほどで、現在同じスペックの中古PCが29000円ほどで店頭購入できます)


(*上のコンデンサの写真はCPUの近くで、このM5621は合計5つのコンデンサの不良が多くみられます)

自分でコンデンサが交換できれば、部品1つが80円~150円ぐらいで済むのですが、以前にも書いたようにHDDの換装ぐらいしか経験が無く、父が電子工作が出来る人だったのでハンダごてを持って遊んでいたことはありますが、部品の破壊ばかりしていたので、ハンダごて≒壊れると思ってしまいます。

また滋賀県の八日市(現在は東近江市)にハンダ付け職人さんがおられますが、
 
『ハンダ付け(半田付け)職人の はんだ付けblog』
http://www.soldering-guide.com/

  
はんだ付け職人のハンダゴテ12,980円(税込) 
買いたいけれど、どうしようか・・・ということになりました。

そしてマザーボードを交換するとなると、CPUはIntel Core2 Duo E8500なので、CPUソケットのタイプが、 「Socket 775」というタイプになります。
(現在主流のIntel Core i7などのソケットタイプとは違う)
そしてマザーボードの評判の良いところはネットでクチコミなどを調べるとASUSなどなので、『P5G41T-M LX』約5000円に交換することにしました。

Acer ASPIRE M5621 コンデンサの不良

PCを出荷当時の設定に初期化しても戻らず、起動がおかしいとくれば、もう原因はウィルスなどのソフトウェアーの問題というより、物理的なPCの故障ということに絞り込めてきます。
起動さえしてしまえば、何事もなくリカバリーディスクを作成出来るなど異常は見られませんでした。
「う~ん、Acerのサポートで言われるようにマザーボードの故障かな?」と言うことですが、HDDの換装とメモリー交換ぐらいしかしたことが無かった自分にとっては、マザーボードの交換は少し敷居が高く思えていました。(BIOS画面を見るとPCよりも自分がフリーズしてしまいそうですから・・・)
だけど考えていても直らないので、とりあえず、いつもHDDの購入でお世話になっているアプライド京都店へ事前連絡をしてPCを持ち込んで無料診断をしてもらいました。
(PCはアプライドで購入したのではありませんが、こころよく対応して頂きました。)


そして、あらかじめPCの状態を伝えておいたので、PCの起動不良を確認してから、開けてみてもらいました。
すると店員の方も、一目見て「あーこれは・・・」と即原因究明で、「コンデンサと言って、この筒状の長い部品が膨らんでいたり、液漏れしてますね・・・」と説明して頂きました。


*あずき色をした(*色には決まりが無くメーカーや製品によって異なります)筒状の部品がコンデンサです。電気を貯める部品なので、これがいかれると電源が入りにくくなったり、入らなくなるなどの現象が起こります。

Acer ASPIRE M5621 起動不良の原因を探る

「リカバリーさえすれば何とかなるだろう」と楽観的に考えていたが、そうではなかった。
起動するまで30分近くなり起動への儀式はより長くなっていった。
AcerのPCは購入当時、使用上の注意が書かれた数枚程度の書類は入っていたが、日本の大手メーカーのような分厚いマニュアル本は入っていなかった。
そこで評判が・・・のAcerのサポートセンターにとりあえず電話をしてみて聞いてみた。
そして順番に次の作業をしてみて下さいと教えてもらう。(応答は皆さん丁寧でした・・・)
*以下、聞き取り間違いがあるかもしれないので、実際に自機でされる場合は、念のためAcerに直接お問い合わせください。
1.HDDの出荷状態の初期化・・・これは既にリカバリー済み
2.基盤の初期化・・・「F2」キーを起動時に連打すると初期化するらしい(何も良くならず)
3.BIOSの初期化・・・「Delete」キーを起動時に連打
ブルー画面 COMS Setup Utility になる
「Load Default Setting」を選択
「OK」
「F10」キーでSaveする
「OK」
で本来は基盤に物理的異常がなければ、PCは出荷状態に戻るのだが・・・何も改善されなかった。



*Acerの場合、スタートアップの修復をする前に、言語を選ぶようになっているが、「Japanese」を選択しても英語で表記される・・・。

そしてAcerのサポートセンターの回答は、「マザーボードの何らかの接触不良の疑い」と返答され、修理するか聞かれた。
事前にマザーボードなどを交換すると11万円近く請求されると聞いていたので、聞かれるまでも無く「自分でもう少しやってみる」と返答。
ちなみに、このPCの購入価格は当時4万円程度。
そしてPCの起動不良の原因究明は続く・・・。

Acer ASPIRE M5621 起動がおかしくなる

3年程使ってきたパソコンの起動が年末からおかしくなってきた。
電源を入れてもスタートアップが上手く行かず途中で起動がしにくくなる現象が起こり、当初はOSに何らかの問題が発生したと思っていた。
しかしウィルス検査をしても、スタートアップの修復をしても良くなるどころか日に日に悪くなる。
とりあえずバックアップのデータを取るものの、自分用に使い慣れたPCのリカバリーは出来るなら面倒なので、やる気が起こらなかった。

しかし、そんなぐうたらなことをしていると、ついに起動するまでに30分近く起動ボタンを様子を見ながら押すという、ぐうたらしていても、どうにもならない事態に陥った。
そしてようやく起動させて、今頃になってバックアップディスクの作成(←相当のぐうたらものである)。
4,5年前からのPCにはリカバリーディスクが付いていなく、最初に買ったHDD内に記録されているDisk to Disk(略してDtoD)方式が主流のようになり、このPCもそれであった。
ネットで調べながらリカバリーディスクを作成し、とりあえず必要なデータはバックアップを取ったのでリカバリーをしたが、何も変わらなかった・・・。